SEASON 1
危険な“犯罪コンシェルジュ”が
FBIに出頭。
その真の目的は…!?
最重要指名手配を受ける超A級犯罪者レイモンド・“レッド”・レディントンが突然、何の前ぶれもなく
FBI本部にみずから出頭し、特殊作戦本部で厳重に拘束される。レッドは、ある人間としか話さないという。その人物とは、FBIアカデミーで訓練を終えたばかりの新人女性捜査官エリザベス・キーン。
世界の犯罪者の間で“犯罪コンシェルジュ”と呼ばれるレッドは、20年かけて集めた世界中の犯罪者の情報
“ブラックリスト”を合衆国に提供すると申し出る。
果たして、レッドの目的は人類の救世主になることなのか、それとも悪の頂点に立つためなのか。
そして、レッドとエリザベスの知られざる関係とは一体…!?
それは、FBIやCIAが存在すら把握していない世界中の凶悪犯罪者リスト。
極秘情報を握るレッドにとっては、FBIでさえチェスの駒にすぎない。
さぁ、禁断のリストの一部をお見せしよう。
Ranko Zamani
ランコ・ザマニ / 第1話
- 容疑
- 国防総省司令官の娘の誘拐の指揮など
- 犯行
- テロリストたちに誘拐作戦を実行させた上、エリザベスの家で彼女の夫に暴行を加える。
- 手口・経歴
- セルビア人。6年前に死亡したと考えられていたが健在。爆弾作りのプロ“化学者”ことミラスラフと連携。健康面に問題あり。
- レッドとの関係
- 敵対している。
The Freelancer (No.145)
フリーランサー / 第2話
- 容疑
- 列車脱線工作ほか
- 犯行
- ワシントンD.C.郊外で列車を脱線させて60名を殺害。
- 手口・経歴
- 大事故に偽装した暗殺の専門家。
標的を市民多数とまとめて殺し、一説によれば7年間で3000人以上の市民を巻き添えにしてきた。
性格は極めて冷酷な模様。 - レッドとの関係
- レッドは容疑者を熟知している模様。
Wujing (No.84)
ウージン / 第3話
- 容疑
- 複数の合衆国工作員の暗殺
- 犯行
- CIAのエージェント4人を1年半の間に暗殺。
- 手口・経歴
- 中国の“一人っ子政策”の中、ある家族の2人目の子供として生まれ、目立たずに生きる術を学んだ。
- レッドとの関係
- クライアントだが捨て駒としてFBIに引き渡してもいいと確信している。
The Stewmaker (No.161)
シチューメイカー / 第4話
- 容疑
- 暗殺および標的の遺体の解体
- 犯行
- 麻薬ディーラー、ロルカの裁判で有力な証人を暗殺して遺体を解体。
- 手口・経歴
- 遺体をシチューのようにドロドロになるまで解体。
犯行現場にビニールシートを敷き、証拠をほぼ残さない。
普段はある職種の一般人として生活。 - レッドとの関係
- レッドは危険人物として認識。
The Courier (No.85)
運び屋 / 第5話
- 容疑
- NSA局員セスの誘拐・拉致・拘束
- 犯行
- 犯罪者と犯罪者の間に立って、あるとあらゆる物を運搬する。
- 手口・経歴
- 痛みを感じない“無痛症”。
誰にも買収されないことを信条とし、ブツの売り手と買い手、どちらも裏切ることを許さない。 - レッドとの関係
- エリザベスに逮捕させようとしたのには、実は別の目的が?
Gina Zanetakos (No.152)
ジーナ・ザネタコス / 第6話
- 容疑
- 産業スパイおよびトルコ大使館員殺害
- 犯行
- ハナー・グループに雇われ、情報収集以上の悪事にも関与。
- 手口・経歴
- セクシーな美貌を持ち、男性の標的をほぼ間違いなく自分の支配下に置く。
同時に高い戦闘能力も持ち合わせている。 - レッドとの関係
- ジーナがトムの愛人だとエリザベスに告げるが真意は不明。
Frederick Barnes (No.47)
フレデリック・バーンズ / 第7話
- 容疑
- 生化学兵器テロ
- 犯行
- 感染者にカーツ病を発症させるウイルスを散布。
- 手口・経歴
- ある企業で研究者として勤務したが辞職後、自身が生み出した生化学兵器を闇社会に売るように。
自身で犯行を起こしたのは今回が初めて。 - レッドとの関係
- レッドは危険人物として認識。
General Ludd (No.109)
ラッド将軍 / 第8話
- 容疑
- 貨物機の爆破ほか
- 犯行
- 資本主義に反対し、資本主義国家で起きた多数のテロ事件に関与。
- 手口・経歴
- グループの創始者はナサニエル・ウルフ。
“ラッド将軍”という組織名は、19世紀にイギリスで起きた革命的運動“ラッダイト運動”の指導者にちなむ。 - レッドとの関係
- レッドは危険集団として認識。
Anslo Garrick (No.16)
アンズロ・ギャリック / 第9・10話
- 容疑
- 特別作戦本部オフィスの乗っ取り
- 犯行
- レッドを“郵便局”におびきだした上で、みずから傭兵たちを率いて急襲。
- 手口・経歴
- 5年前、レッドに殺されかけたが、驚異的な生命力によって生き延びる。
しかし、顔に受けた傷を残す - レッドとの関係
- 再会したくなかった超Aクラスの危険人物。
The Good Samaritan Killer (No.106)
善きサマリア人 / 第11話
- 容疑
- 連続殺人
- 犯行
- 一種の快楽殺人犯だが、毎回手口も標的もバラバラなため、プロファイラーによる特定を回避している。
- 手口・経歴
- DVの被害者を見つけてはその加害者を捕まえ、被害者が受けたものと同じ残酷なDVを加害者に加えていく。
- レッドとの関係
- レッドは強く嫌っているが、その理由は…。
The Alchemist (No.101)
錬金術師 / 第12話
- 容疑
- 死亡の偽装
- 犯行
- 赤の他人の男女をピーターとキャサリンに偽装し、2人が乗る飛行機を墜落させた。
- 手口・経歴
- 失踪させたい人物のDNAや歯型、タトゥーなどを別人にコピーし、偽装して殺す。
後に名前はエリック・トレトルと判明。 - レッドとの関係
- レッドは危険人物として認識。
The Cyprus Agency (No.64)
サイプラス養子縁組事務所 / 第13話
- 容疑
- 誘拐した子供たちの密売
- 犯行
- 優秀な養子を求める人々に誘拐した子供を売っていると思われるが…。
- 手口・経歴
- 3年間で海外からの養子縁組を27組成立させたが、なぜか子供の出生記録は見当たらない。
創始者はオーウェン・マロリー。 - レッドとの関係
- レッドは危険組織として認識。
Madeline Pratt (No.73)
マデリーン・プラット / 第14話
- 容疑
- 高額な金品の窃盗
- 犯行
- 在米シリア大使館にある“アタルガティスの彫像”を盗み出すため、レッドに協力を依頼する。
- 手口・経歴
- 表向きは有名なヘッジファンドの経営者として知られるが、大泥棒という裏の顔を持つ。
世界的に有力なコネクションを持ち、それを利用して悪事を働く。 - レッドとの関係
- かつて真剣に交際した模様。
The Judge (No.57)
判事 / 第15話
- 容疑
- 誘拐および長期間にわたる監禁
- 犯行
- 冤罪で服役している者に代わって、罪に加担した者を誘拐・監禁。
ある検事を12年間、自宅で監禁していた。 - 手口・経歴
- 正体はある人権団体の創始者で、死刑囚のためのアドバイザーをする女性、ルース・キプリング。
- レッドとの関係
- レッドは複雑な感情を抱いている模様。
Mako Tanida (No.83)
マコ・タニダ / 第16話
- 容疑
- FBI捜査官連続殺人
- 犯行
- 時に自分に迷惑をかけた人物に切腹を要求し、被害者が自殺したと周囲を誤解させる。
- 手口・経歴
- 元々はヘロインの流通業者。
逮捕後、仕事は弟のアイコ・タニダが受け継いだが、“転生”という異名の人物が組を率いるという説も。
日本人らしく武士道を信じている。 - レッドとの関係
- レッドは危険人物として認識。
Ivan (No.88)
イワン / 第17話
- 容疑
- サイバー犯罪
- 犯行
- 交通事故を引き起こして“スケルトンキー”を盗んだと疑われるが、レッドに自分の無実を主張する。
- 手口・経歴
- この10年間ロシア情勢を揺るがしてきた、極めて優れたハッカー。
ロシア名“アイヴァン”という別名あり。 - レッドとの関係
- レッドから500万ドルを奪った過去を持ち、レッドもその実力を認める。
Milton Bobbit (No.135)
ミルトン・ボビット / 第18話
- 容疑
- 事故を偽装した連続殺人
- 犯行
- タクシーの暴走事故など、いずれも事故に偽装した暗殺だった。
- 手口・経歴
- 本業は保険代理店勤務。
ある人物と犠牲者が無理心中したと偽装するのを得意とし、世界中から依頼が殺到している。 - レッドとの関係
- エリザベスに紹介したのはトムの兄をおびき寄せるため?
The Pavlovich Brothers (No.119,122)
パヴロヴィッチ兄弟 / 第19話
- 容疑
- 女性科学者シャオピン・リーの誘拐
- 犯行
- シャオピンの誘拐前も、第1話で国防総省司令官の幼い娘を誘拐する事件に加担した武闘派兄弟。
- 手口・経歴
- 元々はユーゴスラビアで当時の大統領ミロシェヴィッチの護衛役だったが、政権交代後、プロの犯罪者に転じた。
- レッドとの関係
- あらためてマークされるが?
The Kingmaker (No.42)
キングメイカー / 第20話
- 容疑
- チェコの国会議員を殺人犯に仕立てる
- 犯行
- 世界の近代史中、屈指の“戦略家”として知られる。
- 手口・経歴
- 各国において極端な方法で権力者を育成してきたが、並行して気に入らない人物を容赦なく捨ててきた。
- レッドとの関係
- まだ会ったことはないが、かなりの損害を与えられた様子。警戒している。
Berlin (No.8)
ベルリン / 第21話
-
ベルリンとは、ある特定の場所を指すのか?
それとも何かの暗号なのか?
その驚愕の正体とは一体…?!